シャムスイポー(深水埗)にある「美荷樓生活館」(Heritage of Mei Ho House)は1954年建築の公団住宅の様子が再現、生活用品が展示されている博物館です。無料の施設でもあり、朝から10時からオープンしているので、街歩きの途中で立ち寄れる楽しい施設です!
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施設の概要
「美荷樓」は1953年の“Shek Kip Mei Fire”と後に呼ばれる火災が起源となっている。この火災により約5万8000人がホームレスとなりました。多数の火災犠牲者に長期の住居を提供するために、政府が建てたのが「美荷樓」です。
生活館には1950〜1970年代に入居していた一家の暮らしを再現した部屋や生活用品の展示、大火事の被災住宅のために、1954年に公団住宅を完成させたという背景が紹介されたパネルなどが展示されており、建物とともに、当時の生活習慣やコミュニティの歴史に触れることができます。
「美荷樓」の一部は現在、ユースホステルとして宿泊することも可能です。
正面からだとわかりにくいですが、上からみるとH型になっています
実際に見学してきました
年代ごとに当時の香港の様子が描かれています
博物館は無料で、受付などはなく、自由に入るスタイルでした。
当時の街の様子や生活が、当時の写真と説明文、実際の模型で展示してあり見応えがありました。
続いて美荷楼(Mei Ho House)の展示がはじまります
香港の住居は今でも狭いのですが、当時はさらに大人数で狭い場所に住んでいたことがよくわかります。
どのように生活していたのかがわかるタッチパネルなどもあり、昔の生活が容易に想像できます。展示されている家具や生活雑貨は住人から寄付されたものだそうです。
現在でも人気の魔法瓶のCAMELも置いてありました。
麻雀は部屋や洗濯場などの様々な場所で楽しまれていたようです
ちょっと体を動かすゲームなんかもありました。
アクセス・営業時間
住所:Block 41, Shek Kip Mei Estate, Sham Shui Po, Kowloon
時間:10:00〜18:00
閉館日:月曜(祝日は開館)、旧正月3日間
料金:無料
※中秋節、クリスマスイブ、旧大晦日は営業時間が異なるので上の写真もしくは公式HPをご確認ください
その他
香港はどこも高いイメージがありますが、無料の博物館やお手頃価格の施設もあるのでご興味ある方はぜひ足を運んでみてくださいね!いくつか楽しかった場所をピックアップしてみました。
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まとめと感想
無料の博物館でとても充実した内容でした!さくっと30分もあれば楽しめるので、街歩きの途中で立ち寄るのもGOOD!香港は朝からやっている施設も少ないので、そういった意味でもかなりオススメです。
また博物館内の移動をする際に階段を2,3回上り下りしました。内容的にも幼児向けではないですが、ヘビーカーには不向きかもしれません。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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