「蓮香居」(Lin Heung Kui)は、香港の上環エリアにある飲茶店です。上環駅から徒歩で約5分ほどの場所に位置しています。店内は広々としており、地元の人たちにも親しまれている老舗の飲茶店です。
上環エリアの歴史と飲茶文化の関係性
上環は香港の中でも歴史ある地域の1つであり、かつては繁栄した商業地域でした。19世紀後半から20世紀前半にかけては、上環はイギリス植民地時代において香港の主要な交易港の1つであり、多くの商人が集まっていました。そのため、上環には多くの飲食店があり、その中でも飲茶店はその歴史的な背景から多くの人々に親しまれてきました。
飲茶とは、中国南部の広東省を中心に広まった茶文化の一つであり、主に軽食として提供されます。広東省や香港では、朝食や昼食の際に飲茶を楽しむことが一般的であり、さまざまな種類の点心や軽食を楽しむことができます。飲茶は中国文化の一部として、世界中で人気があります。
上環は、香港の中でも歴史的な背景から、多くの伝統的な飲茶店が残っています。その中でも「蓮香居」は、創業以来、地元の人々から愛され続けてきた老舗の飲茶店です。
店舗情報とアクセス方法
📍 40-50 Des Voeux Rd W, Sheung Wan, 香港
🕒 6時00分~16時00分、18時00分~22時00分
⚠ 相席必須、潔癖症の方には向かないかも
人の多さに圧倒されます。
とりあえず近くの店員さんに人数だけ伝えましょう!席を探してくれます。
いつも混雑しているので、ほぼ100%の確率で相席になります。
テーブルや食器(どの店でも食べる前に自分で拭きます)はこのような感じなので、お世辞にも清潔!とは言えませんが、それもローカルの醍醐味です。楽しみましょう。
ちなみに私はマイ箸を持参しました。たまたま一緒のテーブルの地元の方もお箸を持ってきていましたよ。
メニューについて
「蓮香居」のメニューには、様々な種類の点心や蒸し料理、揚げ物、粥、麺類、デザートなどがあります。代表的な点心には、シュウマイ、ハーガオ、チャーシューバオ、チュンクァン、ローストポーク、エッグタルト、蓮蓉包(レンジョンバオ)などがあります。また、シェフのオリジナルメニューも豊富にあります。一般的に、飲茶は朝食やランチタイムに楽しまれることが多いため、メニューには定番の飲茶の他に、朝食メニューやランチメニューも用意されています。
「蓮香居」のおすすめポイントとしてあげたいのは広東語が話せなくても問題ないことです。
というのはワゴンで飲茶を持ってきてくれるスタイルのためメニュー名がわからなくても、実際にメニューをみて「これください」と伝わればOKなので簡単に自分の好きなモノが食べられるのです。
料理を取る度に店員さんがオーダー表にスタンプを押してくれます。オーダー表は席につく際に店員さんに渡され、お会計もこの紙を見せてお支払いします。
自分でワゴンを見に行き、選ぶのもとても楽しいです
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まとめ
「蓮香居」は香港の伝統的な飲茶文化を楽しめるお店で、豊富なメニューと美味しい点心が人気です。店内は活気あふれる雰囲気で、家族や友人との食事に最適です。香港で飲茶を楽しむ際には、ぜひ「蓮香居」を訪れてみてはいかがでしょうか。
本日もお読みいただきありがとうございました。